
3月20日(祝)、品川区長杯小学生卒業記念バレーボール大会が、品川区立総合体育館にて行われました。
6年生にとっては立会アタッカーズのユニフォームを着る最後の試合です。6年生主体のAチームと、新チーム主体に6年生が2人が加わったBチームに分かれて出場し、両チームは順調に勝ち進み、決勝戦でAチームとBチームが最後に競い合うという、最高の舞台を迎えました。
試合開始前、背番号順に名前を呼ばれた子どもたちは、監督やコーチと笑顔でハイタッチを交わし、コートへと入っていきました。その表情は喜びに満ち溢れていました。
第1セット、Aチームは順調に得点を重ねますが、ミスからBチームに追いつかれ、逆にリードを許す展開となります。最後はBチームの6年生エースの強烈なスパイクが決まり、16-21とBチームが先取しました。
Aチームは気持ちを切り替えて臨んだ第2セット、持ち前の高さを活かし、気持ちの良いブロックやスパイクを次々と決めます。大きく点差を離したかに見えましたが、Bチームも粘り強く追い上げてきます。それでも、Aチームの子どもたちは焦らず着実に得点を重ね、第1セットとは対照的に、Aチームのエースが見事なスパイクを決め、21-13で取り返しました。
手に汗握る最終第3セット。最後の大会となる6年生のために、Bチームは一切手加減なし。Aチームも本気で応え、一歩も譲らない激しい攻防が続きました。
しかし、最後は地力で勝るAチームが15-10で勝利。見事、優勝で大会を締めくくりました。
さらに、今大会では6年生が最優秀選手賞、スパイク賞、ブロック賞、レシーブ賞、セッター賞の各賞を受賞するという素晴らしい結果で、有終の美を飾ることができました。
これまで共に戦ってきた仲間たちとの最後の試合。この経験を胸に、それぞれの進んだ先で、子どもたちが新たな活躍を見せてくれることを心から願っています。
最後に、本大会の運営にご尽力いただいた大会関係者の皆様、そして温かい応援を送ってくださった全ての皆様に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。