
12月8日(日)、東亜学園高等学校にて「第19回東亜学園杯争奪小学生男子バレーボール大会」が行われました。
東亜学園杯は準決勝・決勝以外は5-5からのスタートという独自のルールがあります。
5点からのスタートは進行が早く、気を抜くとあっという間にセット終了となるため、普段以上の集中力が必要です。
出場チームを見ても公式戦の都大会で名を連ねたチームが多く、実力は相当なもの。夏、秋と3位止まりだった立会にとっても、最後のリベンジチャンスがある大会です。新たに編成された6年生だけのチームで練習に励み、本大会を迎えました。
立会の卒団生で、現東亜学園バレー部の先輩も、後輩のサポートのためベンチに入って下さいました。
6年生チームでの練習期間は短かったものの、普段から共に汗を流し練習をしている仲間。息が合わないなんてことはありません。
1試合目はいつものペースで勝利し、次へ駒を進めました。
迎えた2試合目。こちらは秋の予選で何度か対戦したチームです。
1セット目は始終こちらのペースで進み無事に先取。2セット目は、序盤は好調だったものの、サーブのアウト、ブロックが決まらず、一進一退の展開へ。途中交代したメンバーがサーブで相手を崩し、ブロックが決まり、良い流れを引き寄せます。どちらも拾っては攻撃する長いラリーが続きましたが、先に20点に乗ったのは相手チーム。あと1点で落とすという瀬戸際で、キャプテンのクロスが決まり同点へ。続いてキャプテンのサーブが決まり逆転!最後はネット際の押し合いで相手がアウトとなり、無事に勝利することができました!
そして準決勝。対するは、夏の全国大会出場をかけてあと1勝のところで敗れたチームです。夏以降の大会で顔を合わせることはあっても組み合わせが悪く、この日まで対戦することが叶わずにいました。
やっとリベンジのチャンスが来た!絶対勝つぞ!!
そんな思いでコートに立つ子供たち。親の応援にも熱が入ります。
1セット目、緊張からか立ち上がりが悪く連続失点をするものの、相手の高身長エースに打たせない攻撃が生かされ、流れはこちらへ。
サーブが走りクイック攻撃も決まり、相手のミスにも助けられ、無事先取することが出来ました。
続いて2セット目、相手エースの攻撃を受けながらも、こちらからの攻撃も冴え、相手に反撃のチャンスを与えずリード。このまま行ける!勝てる!そんな思いの中、相手のナイスサーブが続き。流れは相手へ。徐々に点差が縮まり、気づけば追い越され18-20に。意地を見せ、ブロックのリバウンドをエースが決め、続いてキャプテンとセンターのブロックで20-20に追いつくも、軍配は相手へ。あと少しのところを20-22で落としてしまいました。
両者、後がない3セット目。どちらも取っては取り返す互角の戦いが続きます。
11-11から、相手エースの攻撃を防ぐことが出来ず点差が開いていき、最後は自分達の思うプレーに持ち込むことが出来ないまま、試合終了。
リベンジは叶わず、またも3位にて本大会の幕を閉じました。
2セット目で取り切れなったことが悔やまれますが、夏の大会で対戦した時よりは数段も成長し、相手を追い詰め、競り合う試合を見せてくれた子供たち。悔しさは残りますが、決して惨敗だったわけでない、と思わせてくれる試合でした。
立会アタッカーズとして6年生が出場する大会も残り僅か。
悔いなく終われるように、下級生の良き練習相手になりつつも、これからも自分たちの成長を追及していって欲しいと思います。
最後に、大会関係者の皆様、そして立会を応援してくださったすべての皆様に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。